学習しているように見えないのに点数を取る人とは
熱心に学習をしているように見えないのに、傍目からは不思議に点数を取る人がいます。
ガンガン詰め込んでいるようにも見えないし、ノートもろくにとっているように見えません。
放課後は日が暮れるまで遊んで、テレビをよく観ているようです。
それでも先生の質問にスラスラ答え、テストでは高得点を取ります。
あいつは学習しなくてもいい点数を取れてうらやましい、と言われます。
でも、それはごく一部しか相手のことを見ていない可能性があります。
例えば、宿題を授業中に片付けている様子。
例えば、あらかじめ教科書を読んで、授業のポイントを絞って聞いている様子。
例えば、そもそも小学生の間に学習した貯金がその学力を支えている可能性。
例えば、雨の日の昼休みに図書室でたくさんの本を読んでいる可能性。
そういう諸々があれば、高得点なのは当然の帰結だと言えます。
本当の本当に何もしないで高得点を取れる生徒は、かなり少ないです。
普通の公立中学校では、学年に一人もいないでしょう。
大概の結果は当然の帰結です。
学力が上がって高得点が取れる状態になる原因を作っているかどうかです。
県立相模原・相模原弥栄・麻溝台高校に合格するぐらいでよければ、才能など平凡でいいです。
あらゆる場面で学力を伸ばすためになる行動をとりましょう。
一つ一つの行動が生む結果は誤差レベルです。
しかしそれが1年、3年、6年経つ間に小差・大差になります。
一つ一つの問題に丁寧に意識をおいて、一つ一つの問題を素早く決断していきましょう。
それが無意識になるぐらいに、大差になっています。