早期から子供にやってもらいたいこととは?
いつスタートを切るかというのは、物事の成功率に影響が大きいです。
ハードルの低いことであれば、スタートはゆっくりでも何とかなります。
ハードルの高いことであれば、即スタートを切る必要があります。
もちろんハードルに対しての自分の先天的能力や現状によっては、多少前後もあります。
それでも基本的には、早くスタートを切る方が勝率が上がることが多いです。
注意すべきことがあるとすれば、英語でしょう。
英語もスタートを早く切ることで習得を目指す意図や意味があります。
しかし、母語である日本語が十分に育たない段階で過剰に英語に触れても、効果は低いとされます。
思考の根幹となり、抽象化を担う言語が未発達なままではまずいのが理由の一つです。
英語に関しては急ぎすぎることはありません。
一方で算数や国語については、他の学習のベースとなります。
ここを早い段階からトレーニングしておくことは後の学習の土台となります。
語彙力を鍛えたり、具体物から数量概念に触れたりすることは早期取り組みが効果を発揮します。
本や漫画、そして対話で語彙力や表現力を鍛えましょう。
具体物に触れることで抽象的な数量の感覚の土台を育成しましょう。
フィジカルなパズルやゲームで指先の感覚を養いましょう。
こういうことをどれだけ早期から取り組むかは、本当に重要です。