とりあえずやっちゃえばいい
高校受験に備えたい小学生を大募集しています。
生徒たちの姿勢は学力にそのまま直結していると考えます。
とりわけ重要な姿勢の一つは「とりあえずやっちゃう」です。
学力が伸びない生徒はプライドが不相応に高いか、どうかするほど低いかのどちらかです。
前者の問題点こそ「とりあえずやっちゃう」ができないことにあります。
正解に至る確実な道筋や「公式」がわからないと手を止めてしまいます。
正解することだけを求め、間違うことに過剰に恐れを抱いているわけです。
低い点数を取るぐらいなら逃げるというのもプライドの問題でしょう。
分不相応なプライドは身を滅ぼします。
どんな問題であってもできる限り1行でも多く1文字でも多く答案を書いてみるべきです。
手を動かしてみて数式を動かしてみて、です。
そうすることで少し視界が開けて、次に何をしなければいけないかがわかることは多いです。
もちろん解けないことも大いにあります。
でも、本当に行き詰まる行までは実力があったことも確認できます。
換言すれば、自分の真の弱点に一点集中できます。
必定、次に類似の問題を解いた時に正解する可能性をあげられます。
この繰り返しで確実に学力は伸びます。
一方で高すぎるプライドのせいで視野が狭くなっていれば問題点は明確になりません。
自分がなぜ解けないかを凝視しないで、学力が伸びると考えるのは道理がありません。
本当に弱いところはどこなのか?を真剣に見つめるべきです。
そこに行き着くまで、能う限り答案を書き進めるのです。
ひたすら丁寧に手も目も脳も使ってください。