長い時間を重視する
テスト本番は45分から50分。
特色検査で60分です。
定期テストの5教科合計でも250分ですから、およそ4時間です。
テストのための学習は人にもよりますが、4時間ということはないでしょう。
3週間対策したとして、1日2時間×5日+5時間×2日×3週間で60時間です。
だいぶ控えめな数字ですが。
こう考えたら、私たちが重視するべき時間がどちらかが分かります。
長い時間をどう過ごすかを変えていけば、結果に与える影響は大きいです。
テストはあくまで、蓄えた学力の確認作業にすぎません。
大事なのは学力を高めるための行動です。
日常を丁寧に生きることで初めて、非日常が輝きます。
そして長い時間をすべてやり通そうと考えてはいけません。
大きすぎる課題は行動の妨げになることがあるからです。
短い時間・小さい課題をキッチリやることだけを考えましょう。
大問一つ、5分間だけを丁寧にやろうとしましょう。
その積み重ねで全範囲を網羅することになります。
結果を求めるのではなく、日常の質を上げていきましょう。