点数を上げたければルールで行動する
得点が伸びない人間のノートや答案を確認して共通して見られることがあります。
例えば、ルールに基づいていない点です。
ここで言うルールとは、公式だの文法だのという以前のものです。
問題文をどう読むか/読んだ時に何を考えるかというレベルです。
ここを曖昧に雰囲気で行っているから、学力が安定して伸びません。
問題に正解するためにまず考えるべきことは「何を問われているか」を適切に捉えることです。
問われているのは「重さ」「速さ」「座標」「事実」「抽象」、その何なのかを読み取りましょう。
一言で切り取ることができれば概ね成功です。
こういう思考手順をルールとして自分の中に確立しましょう。
そして全ての問題をその視点で眺めましょう。
ルールで解くと言うことはそのレベルからです。
一番肝心なところが何かを分かっていないまま、何かを成しうることは運任せになってしまいます。
そしてこれは、一問正解するために必要な行動ではありません。
学習を進める中で何かを身につけようと思う時に、要点を読み取れる方が順調に進みます。
物事を進めようとしたときに成功率が全般的に上がります。
自分や我が子の人生にとって何が必要なのか?何が重要なのか?を見誤ってはいけません。
子供の5年後/10年後/30年後を考えて何が重要か?を見るのが親の仕事です。
それは子供が自力ではできないことですからね。