県立相模原高校に合格するために才能よりも必要なものがある
学力の高い人間には才能が備わっていると考える人は多いです。
それは間違いありません。
しかし、学力を上げるために最も重要なものは才能ではありません。
少なくとも県立相模原高校に合格する程度でよければ、です。
自分でどうこうし難い才能などというものは、ほんのおまけです。
必要なのは断固とした意識です。
フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴーも「強さに欠けているのではなく意思がないのだ」と言っています。
迅速かつ精密に学習を遂行することが、合格につながる学力向上への何よりの要素です。
受験は常に時間が付き纏います。
今の中学3年生は来年の2月。
今の中学2年生は再来年の2月。
今の中学1年生はその翌年の2月。
いつ受験を迎えるかは決まっています。
であるなら、迅速は勝利の不可欠条件です。
迅速に学習を始め、迅速に学習を続けることで十分な量の学習を手にできます。
同じ才能であるならばより修練を積んだ方が勝てる可能性は上がります。
また、日々の学習における精密さも欠くべからざるものです。
粗雑な学習を積み重ねて燃えるものは少ないです。
学習しているのに伸びていないという悩みは粗雑さから来ることが非常に多いです。
1問ずつを丁寧に扱い、何が足りないのか、何を改善するべきかを考えていきましょう。
できたこともできなかったことも、精密に緻密に扱いましょう。
いかに偶然に頼らずに勝利するかという姿勢が学力の骨格となります。
成功したものを支えているものを大事にすれば、次の成功の可能性が上がります。
無論それで改善の手を止めるならば、それは精密とは呼べません。
その度合いを深めてこそのものです。