考えるお手本を見せます
いつでもそうですが、分かっている人と話すというのは力を伸ばします。
分かっているというのは考えていることが前提になります。
学力が伸び悩んでいる生徒で考えている生徒はほぼいません。
もやもやぼんやりと思っているというレベルに留まります。
本人は考えているつもりですが、まるで話になりません。
日本には古来「下手の考え、休むに似たり」という言葉がありますから。
では考えられるようになるためにはどうしたらいいのでしょうか。
それは考えるお手本を間近に見て、その真似をしようとするところからです。
ですから青木学院では塾長が考えるお手本を示します。
問題の正解が出るかどうかなどという低レベルな話はしません。
どういう手順で問題と向き合えば考えるというレベルにくるのかという様を見せます。
それを忠実に取り入れている生徒から順に力を伸ばしていきます。
今日も問題の捉え方を見せて一通り解いた後に、生徒に質問をしました。
「今僕が何を考えてるか分かる?」
その生徒は見事に言い当ててくれました。
これができるようであれば、未来は明るいのです。