今油断している中2へ
学校が長期間休みの続く今日この頃です。
どの学年のことを考えるにしても、危機感しかありません。
しかし生徒たちがそれを十分に感じているかと言えば、疑問符が付くことが多いです。
例えば中2あたりの生徒は油断まみれであると言えます。
神奈川県の県立高校入試の制度を考えると、中2はもう事実上の入試開始学年であるということはお判りでしょうか。
現行の制度では相模原市内の多くの高校で「内申点:当日点:面接点=4:4:2」の比率が採用されています。
合否を決定する全体の4割が内申点です。
実際には面接点は大差がつかないことが多いので、半分近くが内申点になっています。
その内申点の1/3が中2の3学期の評定によって決まります。
そしてその中2の3学期の評定は、「中2での学習活動全体を評価している」ものです。
つまり、1学期の学習がどうであったかも加味されて決まるものです。
3学期だけ頑張ることは効果が薄くなってしまいます。
まして今年のように1学期のペースが異常事態であるならば、ここで積み重ねた生徒と油断した生徒には大差がつきかねません。
今油断してスマホをいじったりゲームに興じている中2の諸君。
君たちは自分たちの人生が大いに損なわれている可能性を考えましょう。
そんなことでなりたい自分になれますか?
県立相模原高校・相模原弥栄高校・麻溝台高校のような高校に進学できますか?