90点を取れずに県相に行けない最大の理由は
学習について相談されるときによくある質問が「質と量」の問題です。
学習において重視するべきは質なのか?量なのか?という問いかけですね。
この相談をしてくる場合に学力が十分であることはほぼありません。
そしてこの場合に質問者が期待している回答としては、質を重視して少ない学習で得点を取る魔法が知りたい気持ちが透けていることが多いです。
ということは、質問者に対してする誠実な回答は「量が足りないのです」という一言に尽きます。
だって、望んでいる学力に対して持っている考え方が正しいのならば、順調に学習が進んでいるはずです。
そうでないから質問している(あるいはただの世間話であることもありますが)のですから、今の自分を変えていくことが妥当な判断というものです。
そのままのあなたでいいのよ、などという昭和演歌が令和に通じるわけもないです。
おおよそ90点取れていない生徒で学習量が足りている生徒などいやしません。
そのあたりまでは力技でもやろうと思えばやれるのが公立中の定期テストです。
質を上げる手伝いはやみくもにはできません。
しかし、量は自分の力で闇雲にでもやろうと思えばできるはずです。
それを何かのせいにしてやらないというだけのお話です。
90点取れると自信をもって言えるだけの学習量を確保しましょう。
それが通知表の5につながりますし、その積み重ねが県立相模原・相模原弥栄・麻溝台高校へ出願する勇気につながります。