連立方程式が苦手なのはその前に問題がある
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
1学期の数学はとても大事です。
各学年で扱う計算の基本は1学期にあります。
そして各学年で習得した計算は、必ず次の学年に生きてきます。
中学1年生の文字式→方程式が中学2年生の連立方程式に繋がります。
連立方程式が苦手だという生徒の多くは、そもそも方程式の扱いを改善する余地があります。
代入・消去してしまえばあとは中1のレベルに戻るものです。
代入・消去だけをミスしているならばそれは中2の学習でフォローが必要です。
しかし実際には、方程式の計算そのものをミスしています。
根本的な原理である「等式なので両辺に同じ行動をする」が押さえられていない場合が多いです。
さらには小学生の算数分野が不足している場合も多いです。
平均点前後の生徒は、大半算数からできていません。
分数・小数の処理に甘さがあるから、方程式をミスします。
6x=3を見た後にx=2と書いてしまうレベルです。
数の大小感覚がついていないで、なんとなく数字を扱っていることが分かります。
このような練習が不足していれば、いつまでも数学は不得意なままです。
200問でも500問でも計算力を磨いていきましょう。