愛はあるか
今日は京都まで生徒指導についてのヒントを探しにセミナーに出席してきました。
生徒たちが数学を解く上で行き詰まっている部分を根本的に解決する道の一つを探すためです。
その鍵の一つは「数量形の把握の根本」にあるのではないかと考えています。
記号としての数や量や形ではなく、実態を持ったものとしてそれらを扱うことを目指すものです。
幼児教育指導者として他の塾長から「この方は!」とご推薦のあった先生のお話と指導でした。
少し長めのセミナーでしたが、没頭してしまう楽しさを感じました。
この楽しさを生徒にも感じてもらえれば、生徒の学習が一段ステージが上がると確信しました。
が、一度セミナーを受けただけで自分がそれをなせるとは思いません。
生徒諸君に日頃から実践を通して理解を深めてほしいと伝えているのですから、自分もそうです。
もう少し研究の時間と段階が必要です。
しかし、大事なことはその手法だけではありません。
セミナー後の懇親会の場で、講師の先生がとても根本的なことをおっしゃいました。
結局、愛なのだと。
生徒に対してどれだけの愛情を持っているのか?というところに尽きると。
もちろん、普段から生徒への愛を持って指導しています。
しかしそれが自分の中心からずれたところにある瞬間があれば、それはエゴになりえます。
これは僕だけではなく、保護者の皆さんにも言えることです。
そのつもり、ではまずいです。
常に自分に対して「そこに愛はあるか」と問い続けながら子供を見ていくのです。
それが、子供を愛ある人間に育てていくはずです。