伸びないのは環境のせいか?
伸びない原因は環境のせいではないか?と疑うことがあります。
ほとんどの事柄は単一の原因から起きるものではないですから、環境が影響しているかもしれません。
しかし、実際のところはその環境にどれだけ全力で飛び込んでいるかと言う部分に比べれば、変数としての環境はそこまで大きくないこともあります。
どの塾でも伸びている生徒と伸びていない生徒が、割合の差こそあれ必ずいます。
その差の多くは、その場で全力を出しているのかどうかです。
環境で求められている行動、自分で為すべきだと考える行動にどれだけ身を投げ込んでいるかです。
これが出来る人間は、それまでの人生のどこかで没頭した経験があることが多いです。
何でもいいのですが、とにかく一心不乱に打ち込んだ経験のある人です。
たまに部活動を引退した後に学力を上げる生徒がいますが、こちらのタイプです。
ただ3年間部活動に所属していたような程度であれば論外です。
朝練も自分で起床して積極的に参加して、結果を残すための十分な練習を積んで県大会程度にはいけるタイプです。
部活動でなくても構いません。
漫画を一心不乱に読みふけっていた経験でもいいです。
何時間も絵を描き続けた経験でも良いです。
とにかく何かに捧げたことがある経験は、人間を支えてくれます。
実は幼少期に育んでもらいたい体験とはそういうものなのです。