確実に言えることを積み重ねて答案とする
数学で点数を取れない(というよりテスト全般で、です)生徒は「あいまいなこと」が多いです。
「自分がなぜそのような答案を書いたのか?」という質問に明確に答えられません。
「〇〇とはどういうことか?」という問いかけにぼんやりとしか返答できません。
イメージでふんわりと生きています。
天才ならばそれでも良いです。
あまりに優秀であるがゆえに言語化という手段に頼らずとも生きていけるでしょう。
しかし、天才でないならば確実に言えることを増やしていくのが一番です。
数学の場合でも、問題文に書いてある条件から確実に言えることだけを使って答案を書きます。
垂直と書かれていないのに90度と勝手に決めてはいけません。
等しいと書かれていないのに勝手にイコールにしてはいけません。
書かれている条件を丁寧に読み取り、そこから一つ一つ積み上げて正解まで行きましょう。
もちろんそのゴールは何かということも問題文から確実に読み取りましょう。
そのためにも、日常の会話から情報を丁寧に発信し、受け取る訓練を積みます。
出来得る限り解像度の高い会話を目指していきます。
「誰が?」「何故?」「何を?」「どんなふうに?」「どうして?」を問い続けます。
問い詰めます。
この程度は解像度の高い会話というより、普通の対話なのですが、これさえ出来ていないから点数が伸びていないのです。