2022年のGWに見て欲しい映画は「カモン カモン」「マリー・ミー」
さて、GW突入です。
やる必要がある人、やりたい人は存分に学習しましょう。
そうでない人は、楽しく賢くなれる時間を使いましょう。
例えば家族で出かけて人生の経験値を増やすもよし。
「自学力の育て方」でもご紹介したように「動物園・水族館・博物館」などを巡るもよし。
そしてもちろん、GWのもとである映画館に向かうもよし、です。
今年のGWでは「カモン カモン」「マリー・ミー」辺りが行きやすく観やすくお勧めできます。
「カモン カモン」は愛情の受け取り方・人との関わり方が上手くなかった叔父と甥の物語です。
どうやって人は誰かを信じていくのか、ということを誰もがどこかで味わった・味わう出来事とともに描いています。
誰もが誰かを疎んじたいわけではないけれど、いつでも上手くいくわけではないです。
その不器用さが、家族というものをどう形作っていくかがモノクロの画面で丁寧に描かれていました。
一方、「マリー・ミー」は、華やかな歌姫と地味な×イチ男とのラブストーリーです。
ある意味ではよくあるシンデレラ・ストーリーなのですが、本当に大事に示されていたのは恋愛ではありません。
この主人公二人は、どちらも大きな失敗をしている人間です。
その失敗とどのように向き合って、どうやって乗り越えようとするかの物語です。
そしてもう一人の大事な登場人物がそれにどのように影響を受けるかの物語です。
誰もが完ぺきではなく、誰もが挫折をします。
その挫折の時にどのように私たちは勇気をもって進むのかの、一つの手順としても見て欲しいです。
特に、我が子の挫折に日々悩むお母さん・お父さんにこそ、この×イチ男のあり様を見て欲しいです。
今日のように天気に恵まれないGWは、是非映画館へ!