質問の階段
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
質問上達には登るべき階段があります。
一足飛びに登ってもらっても構いませんが、例えばこんな様子です。
レベル0;質問しない。
勉強をやっていないので質問しない。
と言うよりする内容がない。
質問はないか?と聞かれて顔を下げる、目を背ける、焦点が合わない。
論外。学習の場に存在する価値なし。
レベル1;質問できない。
質問したいところ、わからなかったところはあるが、気後れして挙手や発声までに至らない。
が、目を合わせてくるので講師がそれを拾い上げて声をかける。
根気よく接することで次の段階に1ヶ月で進める。
レベル2;○○がわかりません。
質問の発話に至る。
が、自分がどこまで考えたか、どう考えたか、その問題のどこに疑問やつまずきを感じるかまでは自分で申告できない。
この段階をしばらくこなして質問するという行為に慣れてもらったら正しい質問の仕方を指導することで次の段階に移行できる。
また、教科書やワークを調べればわかる問題の場合には「教科書を調べてごらん」「調べりゃわかることを聞くな」「(無言で突き返す)」の三段活用が行われる場合もある。
レベル3;○○まではわかったんですけど、この先がわかりません。
努力の成果が見られる質問が出来る段階に達している。
概ねこの段階の生徒にはヒントを与えればあとは自分で解決する。
レベル2で見られるような調べれば分かる質問はほぼしない状態。
ここまでくれば定期テストで9割前後取れる。
麻溝台高校や弥栄高校に安定して受かる。
レベル4;自分は○○という答案だとおもうが、模範解答は少し違う。なぜか。
答案作成は概ねできているし自分の実力に自信もついてきた。
が、それでも模範解答と違うところに自己解決できないものがある場合。
明らかに実力者がしてくる質問である。
この質問に限るようなレベルになれば、学校の上位5%に達している事が多い。
県立相模原高校に余裕を持って合格できる。
素晴らしい学習習慣が身についている。
レベル5;質問しない。
ほぼ全ての問題に正解し、間違った問題も模範解答を読めば自分の改善すべき点や覚えるべき事項が把握できるので、質問するに及ばない。
キングの称号を授ける。