初心者ほど「質より量」 演習量を増やさずに出来るようにはならない
学習においては初心者ほど「質より量」を考えて下さい。
テストの点数が思うように取れない。
学校の授業についていけていない。
入試に向けて苦手な教科がある。
勉強の悩みは尽きないでしょう。
でもそのいずれにも共通する原因として「勉強をやっていないから」があげられます。
例えば上記のような悩みがある人で、定期テストまでに勉強していない人がいたら、その人はこの先も学力が十分につく可能性は低いです。
勉強してませんからね。
勉強していないのに学力が上がるはずがありません。
これまでの自分の人生を振り返って見れば分かる事です。
人生の中で1日10時間勉強した日がほとんどないでしょう。
もちろんこの10時間は「解きまくった」「覚えまくった」「音読しまくった」「質問しまくった」ようなものに限ります。
「部活動があってできませんでした」という人もいるでしょう。
それは部活動と学習で部活動を優先しただけです。
そこに問題は全くありません。
その上での自分の得点や学力に納得がいっていればいいのです。
納得いっていない時になお部活動を優先してもいいです。
ただそれはそれなりの結果が出るだけです。
そこに不満やグチを述べるのは筋が違います。
「部活動で忙しいから短い時間で質の高い学習をして成果を残したい」
という願望は、かなえられる人とかなえられない人がいます。
自分がどちらなのかははっきり分かるはずです。
それがかなうなら、いま既にある程度の結果が出ているはずです。
繰り返します。初心者ほど「質より量」を考えて下さい。
やらないひとはできません。
助走のごとくまず量を確保していく中での質への変換は、授業中の指導できちんとフォローしていきます。
最終的にはもちろん、質と量の両立を目指します。