どんな大人になってもらうか
「〇〇高校に合格したい」という話をした生徒に「今のままでは難しいから、このくらい変化してくれたらいいかもね」という話を返しました。
こういう話はよくあるのですが、その際にすぐ目標を下げる生徒がいるのもまたよくある話です。
青木学院の基本スタンスとしては「生徒が行きたい高校・大学に進学すればよろしい」というものがあります。
しかし、簡単に志望校を下げるというのはお話になりません。
それは青木学院の別の基本スタンスである「生徒たちが将来生徒自身と社会の幸福に貢献できる人材となる」ということがあります。
志望校を安易に下げる生徒の基本スタンスは「頑張りたくない」というものです。
「丁寧に努力して学力を上げて目標を達成する」というところからは遠いです。
大人になっても、私たちの目の前には常に目標があります。
「いつまでになにをどのようにせねばならぬ」ということを視野に入れ続けるのが大人です。
社会人になったらいきなりそれが出来るようになるでしょうか。
そんなことはありませんよね。
受験勉強そのもので学ぶ内容にも価値はありますが、努力の仕方を身につけることはさらに価値があります。
目標を高く掲げ続けて、それに向かってどのようにもがくかは生きざまの問題です。
どうせなら、かっこいい/美しい生き様を残せる大人になってもらいたいじゃないですか。
だってかわいい我が子ですよね?