期待の中には「待つ」の字がある
最近のマイブームは「寝返り」
最近残業中のマイブームがありまして。
Youtubeで赤ちゃんが寝返りをうつ動画を流しながら仕事をしています。
世のお母さん・お父さんが我が子の初めての寝がえりを撮影し、Youtubeにアップロードしているんですね。
塾長は犬・猫・赤ちゃんを見るのがとても好きです。
成長した子供はもう生徒としての視線で眺めてしまうので、それから遠い赤ちゃんが好きなんです。
その赤ちゃんが初めて寝返りに成功する動画ですから、撮影しているお母さん・お父さんの喜びようも相まって非常にほほえましいんですよね。
寝返りをしようと懸命に頑張る我が子を、じっと優しく期待をもって見守るご両親の息遣いが伝わります。
寝返りを手伝うことは出来ませんし、ためになりません。
自力で出来るまで、手を出したい気持ちをグッとこらえて待っているんですよね。
みんな、本当に我が子に期待して愛をこめているなぁと感じます。
流して眺めていると、とても穏やかな気持ちになり、指導時の興奮を落ち着かせてくれます。
と言いつつ、「あ、そうか。寝返りの時の躓きポイントは下の腕の位置があるんだな」などと観察して分析してしまうのが塾屋のサガというものです。
今でも期待して見守っていますか?
今日は生徒とテストを解いた後の面談をしていました。
「どこが自分ではうまくやれたと思いますか?」と尋ねると「早く解くためにこうしたいと思ったことをきちんとやれました」と教えてくれました。
ありがたいですね。
本人にとって課題となっていたことをきちんと認識してくれて、そのための具体的行動をきちんととってくれたわけです。
しかも普段の練習より上手に本番で。
ああ、試験の当日にさえ生徒は成長してくれるんだと本当に嬉しく思いました。
もちろん合格不合格だって大事です。
でも、生徒がこうやって自分の力で伸びるまで見守ることも必要です。
赤ちゃんの頃に寝返りを待った、あのころの気持ちを忘れずに我が子に期待しましょうね!