県立相模原高校生の貪欲さを見習え
授業終了後に、相模原高校の生徒と軽い面談をやりました。
現状でうまくいっている点と改善予定点の報告を受け、それについての塾長のコメントを返し、今後の学習において念頭に置いておくべき点をいくつか伝えました。
基本的な路線としては「学校の授業も課題も部活も忙しいけれども、その中で工夫して時間を作って塾での学習量を増やす」という内容となりました。
この辺りの貪欲さが、さすが相模原高校の生徒です。
学校の宿題がどうだとか部活動がどうだとか、そんなくだらないことを言い訳にしません。
自分の力をもっと高めるために、目標を達成するために何を改善するかを見直し続けています。
こういう話をすると、「相模原高校に合格するような生徒は最初から出来るような子だ」というリアクションがたまに返ってきます。
お前がそう思うなら、そうなんだろう。
お前の中ではな。
本人も県相合格後に振り返っていましたが、中1の頃は塾の授業での集中も低く、やる気も低く、志望校だけは高いという典型的なダメ生徒でした。
「このままでは全然話にならんよ」と何度も塾長が説教をしたものです。
しかし、「このままではいかんのか。それは悔しい」と一念発起してからはコツコツと積み上げ始めてくれました。
自分の環境を言い訳にせず、必要な行動は一つでも多くやるという当たり前の日々を重ねられる生徒が相模原高校には相応しいものです。
合格後も部活動をやることとは関係なく、入学後に少しずつ通塾時間を増やすことの意味や意義を分かっているわけです。
毎度毎度、節目節目で何を改善するかを考え続けているこの姿勢が、これから先もこの生徒の武器を磨いてくれる確信があります。
生徒諸君、この貪欲さを我が物にしてドンドン伸びてください。