「頑張れば合格できる」と無責任には言えない
塾は受験において生徒が合格することを期待されます。
その期待に応えるべく指導します。
しかしいつでも何でも「頑張れば合格できる」と無責任には言えないです。
例えば2月10日に「中3で内申点が30点で、偏差値55です。県相に合格させてください」と言われても塾長には出来ません。
これは極端な例ですが、タイミングと目標で合格可能性のグラデーションが出来るのは仕方のないことです。
今日も初めてお会いする保護者さんとのお話で率直に「このまま『本人なりにとても頑張った』程度の努力を積んでも、合格するかは不明です」という趣旨のお話をしました。
なぜそのように判断するかの数値データを添えてのお話です。
これまで数値としてどのぐらいのものなのかを知らなかったようで、漠然とした危機感が具体的になってもらえたようです。
伊達や酔狂で3社の模擬試験を活用してデータを集めているわけではありません。
お母さんたちに正しく恐れて正しく安心してもらうために、データはあります。
今夜はご家庭で作戦会議をされたことでしょう。
親子できちんと膝を向かい合わせての話し合いは大事です。
大事なことをきちんと親子で共有して、受験勉強に向かっていきましょう。
親だけ・子供だけで突っ走ってはいけません。