諦めるのは今じゃない
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
毎年のように生徒に話すことがいくつもあります。
今の時期であれば一つは、「諦めるのは今じゃない」ということです。
架空の例を考えます。
県立相模原高校に進学したいと思っているAくんがいるとしましょう。
部活動にいそしんでいたこともあってか、二学期の定期テストも伸び悩んでしまいました。
理想的には40を超えたかった通知表が、38しか取れていません。
「ああ、県相は無理か。相模原弥栄か麻溝台に切り替えようか」
このように考えてしまうかもしれません。
しかし、「諦めるのは今じゃない」と思います。
神奈川県の県立高校入試の制度を考えれば、まだ2ヶ月努力を重ねられます。
その2か月の間に学力検査のための猛烈な努力をすることができます。
通知表の38点を3倍した114の評定だと考えれば、そこから合格する生徒は現実にいます。
昨年の入試を例にとれば365点あれば合格です。
1教科あたり73点あればいけます。
その73点のために2か月あり得ないほど努力をしたっていいはずです。
もしもその努力の甲斐なく実力が伸び切らなかったとしても、出願までは粘れます。
出願した後の志願変更だってあります。
そこでようやく第一志望ではない高校を書いたっていいはずです。
(学校の先生にはお手間を取らせることになりますが)
早々に戦線から退いて、学習意欲が高まったり学習進度が上がったりすることはありません。
目標を下げるのは最後の手段でいいはずです。
これは相模原高校を例としましたが、相模原弥栄高校でも麻溝台高校でも、他の県立高校でもすべて言えるはずです。
今はあきらめるよりまず、自分に今できる第一志望合格のための最善の努力をしてください。
力を限界まで磨いてから志望校を変えるのは決して恥ではありません。