関数は小問(ウ)のレベルで勝負
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
今日の中3講義授業は、生徒の学校の進度を考えて関数一本に絞りました。
本当は相似を含めた図形中心にやりたいところでしたが、流石に多少なりとも定期テストを意識してもらいたいところでしたので我慢です。
矢部近辺の中3生2学期の定期試験で関数を扱う場合には、多少なりとも先生方が県立高校入試を意識した問題を出されます。
例えば中央中の先生は神奈川県の県立高校入試過去問を授業で扱う課題の一部として設定されているようです。
その場合、大問全体の中で小問(ア)(イ)については完全にパターン化されています。
この二問が解けないということはお話になりませんので、県立高校入試をまともに戦える状態ではないです。
毎日10問ずつ類題を解いてノータイムで解けるるようになるべきです。
となると、差がつくのは小問(ウ)の面積・面積比・線分比などになってきます。
しかしここもそこまで種類が多いわけではありません。
多くの中学校では相似をある程度学習した上で定期試験を迎えることになります。
そこで中央中や大野北中は相似と関数を組み合わせて線分比・面積比を出させる問題がありえます。
あるいは今年の共和中のように相似の範囲が少なめになりそうであれば、平行線による頂点移動で等積変形を使って解く問題がありえます。
いずれにせよきちんとワークで類題を身につけておけば恐るるに足りません。
問題は、どの程度になればきちんと身についたと言えるかを自分で予め知っておくことです。
単元テストなどへの学習は、そのような実験の場でもあると心得て下さい。