接続の言葉から構造を読む
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
新中2の生徒に国語の指導をしていました。
文章読解の基本はいくつかありますが、今日重点的にお話したのは「接続の言葉」についてです。
日本語なのだからそのぐらい分かっているだろうと高をくくっている生徒・保護者のみなさんには申し訳ありませんが、その認識は大間違いであることが多いです。
なぜなら生徒諸君の日常では、実際に接続の言葉を使って発話していることがあまりないのが実情であり、使い慣れていない接続の言葉の意味が十分にわかっている可能性は低いからです。
下手をすれば文を使って話していることさえ、ろくにできていないことがありえます。
ですから塾長との対話指導のタイミングでは、極力「文」として成り立った発話を要求しています。
単語だけで発話したり、文の途中まで発話して「後は分かってもらいたい」という雰囲気を出したりしている場合にはダメ出しがなされます。
最後まで言い切る形を促して待つのみです。
そのような日常であれば、まして文と文とをつないで理屈を持って説明したり質問したりすることが苦手なのは当然ですよね。
人数の少ない時間の指導だったこともあり、じっくりと辞書引きを交えて接続の言葉について学び直しをしてもらいました。
序盤は間違いを連発していましたが、今日の最後の接続の言葉の一問はきちんと完答できていました。
生徒本人なりに少し掴み始めたのかもしれません。
英語にも関わる内容ですから、ここから油断せず復習してもらいたいです。