よい間違いとなるための2つの条件
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
解いていて間違うことはあります。
間違えることそのものは仕方がないことです。
そこで問題になるのは2つの点です。
一つには、問題設定にできる限り沿った間違いをするということです。
「◯◯を使って」「抜き出して」「考えて」「どういうことか」
そのような設定を無視した答案を書いてはならない、ということです。
過去形のスペルミスがあるのはいいが、過去形を意識していない答案はダメです。
計算ミスはあり得るとしても、単位の違う数値の加減はダメです。
そういう基本線を踏み外さない答案を書いて間違えていれば、よしです。
もう一つは、間違えた後の成長です。
丸付けをして正解を赤ペンで書いて、その後ノートを見もしないのでは成長しません。
なぜ正解できて、なぜ間違えているのか。
どこが答案の改善点になるのか。
それをどうやって改善するのか。
そのために何をするのか。
そこを検討して解き直して復習していくことで、成長します。
そうなれば、間違いが成長の材料となるのでよしです。
大事なことは、学習を成長のために行っているかということです。
一つはルールに則る丁寧さ。
もう一つは間違えた後の成長。
この2つがある間違いを重ねて成長しましょう。