動作は無意識になるまで繰り返せ
相模原市の学習塾・数学特訓青木学院です。
僕は生徒に頻繁にペン先の話をします。
計算は暗算を増やして正答率を上げたいです。
そのためには問題文や式をよく見て解く必要があります。
しかし、目で見るだけで十分に注意を払える人間は稀です。
だから、自分が意識するべき事柄を強調できるように動けという話をします。
そのときに動かすのが目線ではなく指先やペン先です。
注意すべきところを指先やペン先で指して目を動かす。
これだけのことなのですが、生徒が身につけるのは難儀なことです。
動きで手を抜けば意識も手を抜きます。
無意識でできることは体に仕込んでおかねばなりません。
どんなに疲れていても正しい動きができるようになるまでは、反復しかありません。
才能の有無ではなく、磨いた動作や技術が自分の学力を支えてくれるのです。