模擬試験の結果はここを見れば大丈夫
春の神奈川全県模試の結果が返送されてきました。
生徒と個票を見ながらプチ面談です。
受験生とはいえ、この時期の模擬試験の結果に一喜一憂しても仕方がありません。
もちろん、良かった点や悪かった点を程々に楽しむのはよいことです。
しかし、まだまだ模擬試験を受験した生徒の人数にも限りがある時期です。
ライバルの多くが出揃ったわけではありません。
出題範囲も中1・中2の内容のみですから、入試の2/3程度です。
さらに数学や英語は難度が上がる中3の内容を含んでいません。
油断していいだけの材料がないので、一喜一憂できないのです。
それでも、模擬試験に出ていることに大事なことがないわけではないです。
僕が生徒と必ず確認するのが「正答率の高い問題で得点しているか」という点です。
偏差値60を目指すなら、正答率50%以上の問題をすべて正解できるようしましょう。
狙えれば正答率40%まで粘れたら上等です。
正答率が高い問題は、基本的に解きやすい問題です。
正答率の低い問題まで欲張るよりも前に、取れる可能性が高い問題や分野に注力しましょう。
正答率の高い問題も低い問題も、1問あたりの得点はそこまでの差はありません。
苦手教科を得意にするためにも、まずは「みんなが解ける問題」です。
半分の人はミスするのですから、普通の問題をミスしないようになるだけでも確実に上がります。