子供の学習を笑うな
子供は子供扱いすることは成長を妨げる場合があります。
大人が先回りして手配したり決めたり代行したりすれば、子供はそれを学びます。
自分が思考・決断・行動しなくてもいいと学ぶので、成長しません。
ですから子供を子供扱いしないのは大事なことだと何度かここにも書いています。
かといって、子供は子供です。
大人と対等に扱うというものではありません。
保護対象であることは間違いないです。
大人同士であればやっていいことも、子供相手にはやるべきではないこともあります。
その一例が「茶化す・からかう」という行動です。
対等な人間同士であれば「茶化す・からかう」もコミュニケーションの一つたりえます。
大人であればメンタルもある程度強くなっていますしね。
しかし、メンタルが成長途中で大人と対等ではない子供は違います。
「茶化す・からかう」という行動は子供にとって大きな傷になりえます。
軽口・冗談のつもりで言った言葉が子供のメンタルや行動を大きく歪めます。
メンタルの準備ができていない時に茶化された行動を続けたくはないですよね。
誰が何を言おうがなんぼのもんじゃい、と思える子供はそういません。
「ある意味で恥をかかされた」と子供が受けとれば、尚更です。
「ちょっと冗談を言っただけ」と親が思うかもしれません。
でも冗談は両者が冗談と受け取ってこそ成立する高度なコミュニケーションです。
権力関係のある親子でそれが成り立たないことは十分あります。
子供が能動的に行動できる成長を遂げてほしいと思うなら、避けるべきです。