子供に考えさせる
子供の学力を伸ばしたいなら、いかに頭を使わせるかを考える必要があります。
放っておいても考えるタイプの子供もいます。
そういう子供は親にとっては楽でしょう。
特別なことをしていなくても学力が高い子供は考える習慣がついています。
でも、普通の子供は考える習慣がついていません。
下手をすると、いかに考えないかを優先して行動しています。
僕は頻繁に生徒に「問題に出てくる数字を適当に加減乗除するな」と言います。
なんとなく以前の問題でどうやったらマルになったから、そこで思考を止めてます。
小学1年生のように足し算と引き算をやるだけでよかったところで止まっています。
全ての教科について言えますが、考え方は深めて高めていかねばなりません。
失敗の半分は考えが足りないこと、もう半分は行動が足りないことでできています。
一回でも多く子供たちに考えさせなければいけません。
そのために、子供たちに簡単に答えられない質問をしましょう。
単語一つで終わるような対話では賢くなりません。
文で答えてもらいましょう。
因果で答えてもらいましょう。
新しい言葉を投げかけましょう。
子供が自発的に考えるようになるまでは、筋トレだと思って考えさせましょう。