子供の自立した学習を目指すために
僕は生徒にいろいろな話をします。
ある意味では学習の知識以上に熱を入れて話すこともあります。
その一つは「僕が何を考えて行動しているか」です。
例えば僕がなぜ質問をするのか、あるいはなぜ質問をしないのかです。
生徒が引っ込み思案・人見知りなので先生から声をかけてほしい、という話があります。
お気持はわかります。
かわいい我が子ですものね。
でも、それをいつまで周りがやるの?という疑問があります。
大人になって社会人になって、それではやれない仕事も多いでしょう。
むしろほとんどがダメでしょう。
それが分かっているなら、子供のうちから練習が必要です。
自分で思考・判断・行動する練習が必要です。
もちろん思考の素材は教えます。
判断の基準や行動の手順も教えます。
その上で、最低限を超えたところは自分で思考・判断・行動する練習をしてもらいます。
だから、一定以上のお話は僕からはしません。
自分で行動した結果について僕に確認を求められたら、そこに誠実に答えます。
分からないことを自分の言葉で質問してくれたら、そこに徹底的に寄り添います。
そういうことを考えていると生徒に伝えます。