基礎基本を徹底するべき理由とは
基礎基本を徹底することは、毎日生徒に言い続けています。
基礎基本が徹底できているレベルとはどういうレベルでしょうか。
これは「考えなくても手が動く」レベルです。
問題を読みながら手が動き始めるぐらいです。
そして手順を説明しろと言われたらそれがスラスラと言えるレベルです。
そこに至らないのはまだ、徹底が足りていません。
ただ問題に正解すればいいというのではないです。
では、なぜ考えないでもいいレベルまで基礎基本を徹底する必要があるのでしょうか。
これは、「考えなければいけないことを考える時間を確保するため」です。
定期テストや模擬試験、入学試験で正解率が20%を切るような問題があります。
それらは条件を考えて手順を組み合わせたり、試行錯誤や全数チェックをしたりする必要があります。
必定、正答にたどり着くまでに時間がかかります。
そこに時間を残せるようにならなくては、安定して90点を取れて100点を狙えるようにはなりません。
通知表で5を取って県立相模原高校などの上位高校進学を狙うには、大事な要素です。
もちろん高難度の問題を解く際にも計算などの基礎力が必要なのは言うまでもないです。
高得点を取りたい場合でも、いきなり難しい問題を解いても本番の点数には繋がりにくいです。
まずは基礎基本を徹底して、考えないで解ける・説明できる問題を十分に増やしましょう。
その先に県立相模原高校のような上位高校での学習や、大学受験での合格があります。