子供の思考を深める会話のコツはこれ
学力が高い/伸びる生徒に共通していることの一つは「能動・参加」です。
余暇に何をしているか?という質問に対しての返答などでも、能動的なことが返ってくるうちは大丈夫です。
タブレットで動画を見ているだけというのはまずいです。
それは悪い意味でボーッとしているだけで、能動ではありません。
能動であるということは何かに対して自分の行動を起こし続けている状態です。
せめて反応を返す状態でなくてはいけません。
動画を眺めているだけの状態では、脳が動いている度合いが十分ではないです。
脳が十分に動かずに頭が良くなるかと考えれば、分かりますよね。
行動したり反応したりするのは、脳が動きます。
脳が動けば脳が鍛えられますから、賢くなる可能性が上がります。
結果として学力が伸びます。
自発的に行動したり反応したりする部分が増えれば増えるほど、これが加速します。
たとえお話をしているだけでも、脳が動けば賢くなります。
そして脳が動いている人間と話すのはとても楽しいことです。
自分が話していて楽しい相手のことを思い浮かべると分かるはずです。
賢い人間は、話しているときにちょっとだけ頭を使ったリアクションをしてくれます。
こちらの言ったことを適切にまとめてくれます。
こちらの発言をうまく比喩してくれます。
相槌を打つタイミングが非常に話しやすいです。
適宜質問を挟んで、こちらの話や思考を深めてくれます。
これ、全部頭を使いますよね。
ありていに言えば、バカにはできません。
そしてこういう会話が、まさに国語の読解につながるものだと大人なら分かりますよね。
ということは、我が子にそういうリアクションができるように仕向けるべきです。
つまり、親が我が子に対して積極的にそういう会話をしていくべきです。
もっともっと、子供の思考を深めて子供の思考を引きずりだしていきましょう。