子供の学力とルール
学力が伸びるか伸びないかの分かりやすい差のつき方は、ルールへの対処で分かります。
例えば、青木学院ではワークに書き込んでいいのは原則として「日付」「⚪︎×」のみです。
空欄に数式を書いたり、図に書き込みをすることは禁止です。
そのような行動はすべてノートに書くようにとしています。
世の中にはこんな簡単なルールさえ守らない生徒がいます。
そして例外なく学力が伸びにくいです。
ルールを守って読み・考え・解こうと考えずに場当たり的に問題にあたるからです。
簡単なルールを忘れてしまうことさえ日常茶飯事でしょう。
これまでの人生でルールを守ることの重要性を分かってこなかったけっかです。
こうなると、学力が非常に伸びにくくなってしまいます。
こうならないよう、ぜひご家庭の日常からルールについて考える習慣をつけていきましょう。
ルールを決めて徹底するというのは、親御さんが子供にできる範囲です。
難しい数式を教えようという類ではありませんからね。
まず親子でルールの意味や目的について話し合い、ルールを決めます。
ありがちなもので言えば、スマホの扱い方などについてでしょう。
そして一度決めたらそのルールが改正されるまでは、徹底的にルールを守らせます。
何があろうが正当な手順がなければ全く譲歩せずに守らせてください。
そこでなあなあにした結果、子供の学力が伸びにくくなるのですから。