他人と比べるのはあなたのやることではない
学習には大事なことがいくつもあります。
その中の一つに「他人と比べない」という姿勢があります。
人間はそれまで過ごしてきた人生というものがあります。
それらが現在に影響を与えているのは間違いないところです。
これまでの時間の過ごし方が違うのですから、必ず自分と他人/我が子とよその子は違います。
そういう時に、つい他人と比べてしまうのが人情というものです。
しかし、結果を他人と比べたところで何も得るところはありません。
まず優先すべきはいつでも、「昨日の自分に優っているか/明日の自分に恥じないか」という視点です。
昨日の自分と比べて、できることが一つ増えていれば成長です。
それを毎日続けていけば、自分の中のベストの自分を更新し続けられます。
明日の自分に恥じない学習を続けていけば、目標としている何かが近づいてきます。
素晴らしい目標のことを忘れずにいれば、毎日を大切に使えます。
でももし、昨日の自分と大差ない程度のことしかできていないなら。
でももし、明日の自分に対して向き合えない生活をしてしまったら。
自分が自分を裏切ることになります。
それはとてもとても寂しいことです。
他人と比べなくていいです。
他人と比べるのは、入学試験の試験官がやってくれます。
やるべきは常に、自分との勝負です。