証明問題を攻略して県立相模原合格へ
この時期の定期テストになると、中2・中3は証明問題が出題されることも多いです。
神奈川県の公立高校入試でも、証明問題は必ず出題されるので必ず習得しておきたい分野です。
証明問題が苦手な人は多いですが、手順を踏めばそう難しいものでもありません。
最初にするべきは証明条件の暗記です。
条件を暗唱・図示・ 分解できるレベルです。
中2の合同証明で言えば、条件の要素は3つです。
「辺3つ」「辺2つ角1つ」「辺1つ角2つ」というように、必ず3つの要素で合同を証明します。
あとはそれらのどの条件を使えば証明できるかを確認すれば完了です。
定期テストの問題で言えば穴埋め証明と完全記述証明の二通りに分類できます。
この完全記述証明になると、途端に難しいと考える人が多いです。
しかしそれは、最初から補助輪なしで自転車に乗る練習をするのは怖いのと同じことです。
十分補助輪つきで練習をしたり、ペダルを漕ぐのではなく地面を蹴る動きを練習したりして補助輪なしの自転車を乗りこなすはずです。
照明でも同じように段階を踏めば、必ず答案が書けます。
穴埋め証明の問題をまず1回解いて、証明の流れをイメージします。
その後に同じ問題を、問題文だけを頼りに記述答案を自力で書いてみましょう。
書いてみた答案と自分の答案を見比べれば、自分の修正点が見えてきます。
記述証明が苦手なのは、どう書いていいかわからないという一点が最大の壁のはずです。
これは証明のフォーマットを習得していないから出る考えです。
学校の例題や穴埋め証明の問題から、何をどの順番で書いていけば証明したことになるのかというフォーマットを身につけていきましょう。
これで定期テストまでの大半の問題は対応可能です。
後は合同条件を見つけにくい問題にどのように対応するかという段階があります。
しかしそこまで急ぐ前に、基本となるフォーマットの定着に心血を注ぎましょう。
そこでこそ演習量がものを言います。