小学生の文章題をきちんとやることで中学生の文章題につながる
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
連立方程式の分野で子どもたちに難関になるのが食塩水の混合問題です。
この問題が出来ない生徒には2つの壁があります。
一つは濃度についての考え方が身についていないということです。
小学校の頃に学習する割合の分野の演習が足りません。
思い切って小学生向けの問題に取り組みましょう。
そこで濃度の理解をすすめることで、連立方程式の立式が少し出来るようになります。
もう一つの壁は、何について立式するかが考えられてないことです。
文章で述べている通りに立式する事ができないのは「何と何がイコールなのか」を読み取れていないことになります。
方程式は左辺と右辺を等号で結んだものです。
何と何が等しいと文中で述べているかがわからないのは、国語のレベルの問題ですね。
ですから、何と何が等しいのかを探しに行く練習をしましょう。
立式する際に、言葉で表現した式から始めれば良いです。
一応裏技といいますか、コツもあると言えばあります。
「濃度+濃度=濃度」という計算はできないと考えれば、「食塩+食塩=食塩」の式を中心に考えるべきだ、という思考方法はその一つですね。
ただそういうもので解けるようになることは将来の学力とは別のものですから、上記2つがクリアできてからでも良いのです。