答えの数値があっていて満足しているから数学が出来るようにならない
数学が伸び悩む人のパターンの一つに、自分の回答と模範解答の数値が一致していれば〇をしてしまうものがあります。
今日ノートを確認していた県立相模原高校の生徒も同じことをたまにやっていました。
そこで行き詰って、ちゃんと質問しに来る辺りが何とかなると感じられる点ですね。
数学において、正解することそのものは大した問題ではありません。
もちろん正解しているにこしたことはありませんが、大事なのはその手順が数学的に正しいかどうかです。
模範解答と自分の答案を見比べてどこが違うか?
その違いは数学的に正しい範囲のかどうか?
これを一つ一つ確認していくことが、丁寧に丸付けをしていくということです。
もちろん生徒自身では判別がつかないことも有ります。
そこを埋めるために、塾長に質問をしていくのが正しい手順です。
「自分はこういう答案を作ったが、模範解答はこういう答案だ。これはどうしてだ?これでいいのか?」
そういうことを考えず、ただ正解の数字だけ見て〇×をつけて満足しているから、いくらやっても点が伸びないのです。
正しい手順を踏んで十分な量の学習をすれば、学力は伸びます。
指導されたとおりの手順で行動しなければ、学力は伸びません。
ただ解くだけ、ただ塾にいるだけでは学力が伸びないとはそういうことです。
週末も自分の答案を1行ずつ確認して、考えていきましょう。