ブラタモリを見て生きた学びを
久しぶりに「ブラタモリ」を見ながら仕事をしています。
今日は茨城県つくば市を舞台としての地質・地層についてのお話でした。
街並みや地形の変化から歴史的変化を考えながらタモリさんが散歩をする番組です。
博物館などが大好きで、高校時代の社会科は地理を選択していた塾長にとってはとても楽しいものです。
地理だけではなく、理科の地学分野の知識を身に着けて見るとさらに興味深く見られます。
教科書で得た知識を教科書以外で確かめられると、学びは一段と深まります。
その上で現地を訪れることがあれば、さらに生きた学びになります。
昨今の理科離れなどと言われる状況には、こういう視点・経験を欠いた人生に原因があるのではないかと考えます。
理科や社会科に関わる面白い書籍や番組から子供たちを遠ざける生活を、我々大人がやっていませんか。
子供が勝手に動画を見ているのは楽だから、と好きなものだけを周りに置いていませんか。
大人が自分たちの楽しいもの・楽なものだけを置いていませんか。
それらが子供たちにどのような影響を与えるかを考えるのをやめていませんか。
子供たちが生活の中で日常でも非日常でも、生きた体験をする機会を十分に作れていないのではありませんか。
だから、生きた学びを子供たちが出来なくなっているのではないでしょうか。
もっともっと学ぶことが楽しくなるように準備や仕掛けをするのが、私たち大人の役割の一つではないでしょうか。