偏差値を参考にし、盲信せず
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
受験に携わっているとどうしても偏差値の話をします。
ですが常に「参考にし、盲信せず」の距離を保ちます。
1学年200人の生徒がいた場合、偏差値60でベスト30、偏差値70で四天王といったところです。
・偏差値55位上(県立麻溝台高校中位)=上位30.8%。
・偏差値60以上(県立弥栄高校上位)=上位15.8%
・偏差値65位上(県立相模原高校中位)=上位6.6%
・偏差値70以上(県立相模原高校上位)=上位2.2%
これはあくまで「平均点近辺がもっとも多くの生徒がいる」「最上位、最下位近辺に行くほど該当する生徒が少ない」などの条件を満たしていた場合の数値になります。
いわゆる正規分布というやつです。
無論、実際の生徒の得点が正規分布をしている保証はないです。
正規分布よりも上下の得点領域に属する生徒がちょっと多いのではないかと考えています。
それは、中1あるいはそれ以前から進学を念頭に置いて進学塾に通い、学力を伸ばしている生徒がいる一方で、入塾を遅らせる生徒が増えているという状況から考えています。
学校授業中における一部生徒の振る舞いなどを塾生から聞くにつけても、同様の考えを持たずにはいられません。
そう考えるとやはり「参考にし、盲信せず」です。
県立高校入試そのもので考えてみても、同様です。
一つには定員問題があります。
偏差値50で倍率2.0倍の高校と偏差値53で倍率1.2倍の高校、どちらを受験するかを偏差値だけでは決められません。
あるいは一部教科の内申点や得点を1.5~2倍して計算する特殊な高校も存在しています。
これらも偏差値だけで合否を推定するのはまずいです。
(第一に生徒の志望も検討した上で、の話です)
ともあれ、参考になる数値ではあるので、上げておきたいものです。
しかしそれはあくまで、学力を伸ばした証としての一つの指標なのです。
肝心なのは学力!