関数も人生も具体から抽象へ
今日は水曜日の中3講義授業の日です。
二次方程式の簡単な復習をして、二次関数のイントロを行いました。
二次関数だと言っても特別なことをやるわけではなく、中1の比例・中2の一次関数と同じことを見ていくということを分かってもらいました。
これまでの学習をきちんと出来ていれば、速度を上げて進行できるということです。
定義を考えて、その定義通りに考えていけば中学生や高校生の数学は出来るようになります。
しかし毎回の積み重ねを怠ってその場しのぎをしていけば、毎回新しいものと出会っていくことになります。
人生においては毎回フレッシュな気持ちで生きていけるのはよいことです。
学習においてのそれは、学びによって得た力の少なさに過ぎません。
前に学習したことと同じ・似ていることだと認識できるということは大事です。
これもまた抽象化という学習を通して私たちが身に着けるべき力だからです。
具体をたくさん集めて抽象化していくことで、私たちは未知のものを扱うことが出来るようになります。
あたかも二次関数の式にたくさんのxを代入してたくさんのyを集め、グラフでつないでいくようなものです。