明日のために、点数のみで判断はしません
中学生が定期テストや学力テストの結果を持って来始めました。
答案を持ってきてもらって毎度、塾長からのコメントの前に生徒からのコメントを聞きます。
そこで面白い話を出せないようでは、自分の答案と真っすぐ向き合っていません。
向き合っていないのに改善が訪れることも有りません。
ですから必ず、生徒が何を考えているかを尋ねます。
無論、尋ねられてその場でようやく考え始める生徒もいます。
それでもひねり出せればそれはそれで良しです。
何かひねり出すためには頭を使います。
頭を使う回数を増やしてもらえばその分賢くなる可能性が上がります。
因みに、なにも模範解答を求めているわけではありません。
やる気に満ちた返事が欲しいわけではありません。
しおらしい反省の弁が欲しいわけではありません。
過去の自分と現在の自分と未来の自分を比較して、進むべき道を考えてもらいたいのです。
上手くいっているところも、上手くいかなかったところも自覚して欲しいのです。
そうすれば、次は上手くいく可能性が増えます。
点数だけを見て褒めも責めもしません。
あくまで「明日のために」の対話です。
今日の生徒とも点数の話はそこそこに、答案の様子から学習のテーマ、志望校などと色々な話を出来ました。