基本を確認する
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
お、どうした。
ほう、ほう。数学が苦手と。
○○の公式いうてみ?いえんか。
ほいじゃ○○の公式は?だめか。
ん、わかった。ちょっとそこ座れや。
中学・高校生用の数学の参考書やら問題集あるやろ。あれはいいもんよ。
大体の参考書や問題集には、その問題集のエッセンスんなる公式やらをまとめた公式集・概念集がのったページがあるんよ。
全ページをめくらんでも、そこを見るとずらーっと書いてあるやつよ。
表紙裏・裏表紙裏あたりを見たら大体ある。
あれをコンビニに持って行って、コピーするんよ。な。
持ち歩きたいんやったら小さめに。
何かに貼りたいんやったら大きめに。
ほいで、いつもそれを見る。
なんっかいもなんっかいも、見る。
ほしたら、何回も何回も見てるうちに、脳みそにそれが焼き付くねん。
ブラウン管のテレビでずーっとゲームしとったら、ゲームの映像が一部ブラウン管に残って見えるようなもんでな…。
ん?ブラウン管わからんか。
まぁそれはええわ。とにかく、何回も見る。
コンパクトにまとめたもんを、何回もや。
机の前に貼れ。トイレに貼れ。壁に貼れ。
デスクマットの下も悪かないけど、あれは上にノートとテキストを広げたら見られん。
やめとけ。
それでまず覚えることや。
七分通り覚えたら、今度はその公式を動かす訓練をせぇ。
加法定理から倍角の公式を出して半角の公式を出す、みたいなんやな。
後はもちろん例題を解いて練習するのも大事よ。
覚えるだけやのうて、使い方を身につけることが肝心やからね。
どの条件があればどう使えるか、ということを理解せなならん。
そこは教科書の出番よ。
教科書につらーっと書いてあるから、そこをじっくり考えて読んだら教科書を伏せよ。
閉じたらあかんよ。閉じたらまた開くのが面倒よ。
ほいで教科書を伏せたら、ノートかルーズリーフからチラシの裏紙を出して、そこに今見たものを再現せぇ。
お手本を見ない写経のようなもんよ。人間コピー機よ。
もちろん一発でこれが再現できないのはよくあることやから、気にしない。
もう一度教科書を表にしてまたじっと読んで、もういっぺんトライすればよろし。
兎にも角にも、教科書の例題や公式証明を再現出来ることを目指すんや。
計算手順が合ってれば多少表現が違っても問題はないからな。
再現できるということは公式を頭の中に入れることと、基本的な使い方は身についたはずよ。
それをしっかり繰り返すだけでも、数学が苦手ってレベルはちょっと減らせるで。
公式と使い方の手順を練習したんやから、脳に解くための武器は増えてる。
てことは、解ける問題が少し増えてるはずやからね。
もちろん解いた後には塾長にノートを見せて、チェックしてもらうんやで。
騙されたと思ってやってみ。
その後に、問題集解いてみ。解けるから。
ほいじゃ、早速帰ってやれ。即やれ。
毎日、このような指導をしています。
そうして今年も一年が終わりました。
また明日から、一年を続けます。