特別じゃない毎日も大事です
先日ある小学生とお話をしました。
活きたい学校があるというその小学生に「どうしてそこに行きたいですか?」と尋ねると、理由を教えてくれました。
「文化祭がとても面白かった」
なるほど、いいですね。
自分が将来過ごすかもしれない場所に足を運ぶのは素敵な経験です。
しかし文化祭は、学校生活の1/100にもなりません。
もしその学校に興味を持てたなら、文化祭以外の99/100以上のところを少しでも知って欲しいです。
何もない平凡に見える毎日について、思いをはせてもらいたいです。
そうしてもっと好きになってもらいたいです。
その平凡な日々の積み重ねが、その学校の魅力的な文化祭を作ってくれる一部ですからね。
冬期特訓の参加者を募集しております。
冬期に徹底的に演習量を積んで苦手教科を克服する基礎を作りましょう。
と言っても。
冬休みまであと1ヶ月以上あるので、まずはこの1ヶ月に何をするかですよね。
テストが終わったら即解放されて、何のかんのと理由をつけて学習量を減らす人もいます。
無論その人が自分にとって必要な学力を身に着けていれば何の問題もありません。
しかし、定期テストが反省すべきレベルの答案に留まっているのならば、この1ヶ月に手を抜く理由は無いはずです。
「テスト勉強のために我慢していたあれこれをやりたい」ですか?
我慢した結果として得られたものに納得していますか?
納得していないのに「あれこれ」を優先しますか?
それもまた人生の選択ですよね。
私たちは毎日の生活で少しずつコツコツ強く賢くなれます。
ということは。
私たちは毎日の生活で少しずつコツコツ弱く愚かになれます。
全ては毎日の積み重ねです。
冬期はその一部に過ぎないのです。