県相合格のために小学生のうちにやるべきこと
県相や弥栄のような相模原市内上位高校合格のために、小学生のうちにやるべきことはいくつもあります。
楽しい実生活の経験値を上げておくことや、好奇心をくすぐりまくっておくことや。
それはそれとして塾らしく学習内容を一つあげてみるならば、例えば比例式に代表される比のマスターがあります。
数学でももちろん比例の話は使いますが、理社の問題を解く際にもちょくちょく顔を見せてくれるのがポイントです。
「a:b=c:d」という比例式がどのようなときに有効な考え方なのかを身に着けておいて欲しいのです。
大事なのは考え方そのものであって、「内項の積=外項の積」という扱い方ではありません。
公式に代入して何でも解ければいいというのではなく、比例の関係とはどういうことなのかをしっかり理解してもらいたいのです。
そこを理解しておけば、数学以外の場面でも躊躇なく比例式の考え方を使っていけます。
特定の分野のみに対して効果がある考え方や行動様式ばかりに頼るのではなく、より本質的に理解することで様々な道具を使いこなしてほしいです。
そうあることが、様々な状況に対応可能な人間への成長というものだと考えています。
もちろん比例式の定着にも、繰り返して演習していくということがとても有効なのは言うまでもないですね。