親が弱気になってどうする
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親は偉いものです。
子供の不安な空気を敏感に察知します。
一番近くで子供を見続けている親にしか出来ないことです。
そして自分の感情に共感してくれる親がいることは、子供たちにとって最大に幸せの一つです。
他者に理解されないということは多くの人間にとって非常に苦しいものだからです。
そして常に自分の理想と現実との距離に苦しみつつ、子供と毎日必死で向井葵とします。
こんな行動が出来る親という存在は宝そのものです。
子は宝と言いますが、親だって宝なのです。
親が弱気になってどうする
しかし、その共感力がマイナスに働くことがあるのも子育てです。
子供がふと弱気になってしまうことはあります。
それについて親が過剰に共感してしまうと、親まで不安になります。
ここで親が子供に共感するのと同様に、子供が親に共感してしまいます。
弱気のピンポンラリーが始まります。
弱気をお互いにぶつけあって、お互いの情緒が不安定になります。
これで安定した心で学習に取り組めるでしょうか?
そんなことはありませんよね。
歯を食いしばってやせ我慢も親の甲斐性
じゃあどうすればいいでしょうか。
そりゃあもう、やせ我慢しかありません。
子供の弱気を真正面からまず受け止めます。
その上で、子供を信じてください。
「大変だと思って心配なんだよね。
でもあなたは大丈夫だよ。
実際に教室に入ったら、15分だけぐっと集中してやろうと思ってね。
そうして勉強の心になったら、あっというまに時間が終わるから。」
こうやって子供を応援してあげてください。
親が安定していれば、それも子供に伝わります。
もちろん、前提として親が自分の話をきちんと聞いて受け止めたという実感を子供が持ったうえで、です。
難しいですよね。
大変ですよね。
でも、ここが大人力の見せ所です。
子供に対して学習に前向きな気持ちを共鳴させて下さい。
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