学問は知恵のバトンリレー
相模原市中央区矢部で数学を得意になってもらうための塾・青木学院です。
冒頭の画像は少年漫画の1Pです。
高校には進学しなかったけれども数学が得意な青年が、高校生で数学が苦手な少女に数学を教える場面です。
数式を見て「どうしてこんな記号が羅列された数式をそんなに覚えてられるの?」と聞いた少女に青年が返答している様子です。
「赤点を回避したい」というぐらいの希望であれば、「数式を暗記するだけ」でも確かに対応可能でしょう。
無論、県立相模原高校や弥栄高校・麻溝台高校に進学したい、あるいはその先に面白い学問を詰める大学に進学したい生徒はそれではいけません。
3コマ目の「全ての数式は何十年、何百年、何千年かけて生み出された、人類の知恵の結晶、真理のカケラ」というところに深く感じ入ってもらいたいところです。
作者もそこが重要なメッセージだと考えているから、このコマだけ背景にスクリーントーンが貼ってありますね。
私達の世界を作る様々な便利な装置や仕組みは、先人たちのチャレンジの結果として生み出されたものです。
それを極めてコンパクトに、極めて安価に身につける機会があるということが、学校教育およびその周辺の価値ある点の一つです。
三角形の面積公式だろうが微分法だろうが、自力で再発明するなんてどれほど手間がかかることでしょう。
先人たちの知恵を十分に身につければ、さらに自分もまた誰かの「先人」としてそのバトンを次の誰かに渡す事ができるはずです