親の時代と子供の時代は必ず違う
僕が子供の頃には、携帯電話は一般的ではなく据え置き電話しかなかったです。
スマートフォンの誘惑もない時代です。
なんなら、携帯ゲーム機もなかったです。
誘惑と戦う必要がないので、実に楽な時代でした。
今の子供達はそうはいきません。
僕が子供の頃の自制心とは段違いのものが必要なのが、今の子供達です。
子供たちに安易にスマートフォンやゲーム機を与えては大変なことになります。
大人の自制心よりずっと弱い子供の自制心に委ねてはいけません。
常識の変化に絶対留意すべきです。
これは受験本体についても言えます。
例えば神奈川県の県立高校入試の英語で考えます。
1992年度の入試では、入試問題に出てきた総単語数は787語です。
2024年度の入試ではこれが大幅に増えています。
どのぐらい増えているか、画面から視線を外して1分想像してみてください。
さて、どうでしょうか。
総単語数は3639語です。
およそ4.6倍です。
ただ増えただけではなく、扱われる単語の難度も上がっています。
結果、長文・対話文を中心に圧倒的な処理速度が要求されます。
保護者さんが自分の現役の頃の価値観で判断するのは間違いだというのは、こういうことです。
時代は必ず変化しています。
だから、ずっと時代を見つめ続けている学習塾がお手伝いできることがあります。