大人が自分を制御して演出しないでどうする

大人が子供に指示をすることは当然あります。

子供が大人の指示に従って動けるようにするために、何通りかの手法があります。

僕は基本的に、全てを指示することはしません。

自主・自立を促すために、指示したい気持ちを制御して子供と接します。

それでも絶対に守ってもらいたい指示というものがあり、そこを伝えます。

そこで一つ気を付けていることは、余裕です。

僕が子供の頃に指示に従っていたのは、余裕・威厳・ユーモアのある指示です。

これらを欠いた、イライラしていたり卑屈だったりつまらなかったりする指示はダメです。

子供が怯えたり、反発したり、侮ったり、気分が落ち込んだりするからです。

とりわけイライラはダメです。

自分がイライラをぶつけられる立場になったらどうかと考えれば分かります。

望むことは指示する側のストレスを減らすことではありません。

子供にやるべきことを伝えて実行してもらうこと、結果につながることのはずです。

自分がどのような態度で他人と接するかが、どのような結果につながるかを考えるのが大人です。

自分の感情だけに振り回されるのは制御ではありません。

自分を制御できない人間が、他人にいい影響を与えられる可能性は下がります。

身近な家族だからこそ、ついつい甘えた態度やぬるい意識になってしまうのが人間です。

それはそれとして分かります。

その上で一つでも多くの発話や態度を制御して、子供と向き合いましょう。

県立相模原高校のような名門公立高校に進学できる子供との向き合い方については、こちらをご一読！

2024冬期特訓参加者募集(塾外生)