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冬期特訓2024

観察+思考ができる子供にするために

 
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賢くなれるかどうかは一つのことだけで決まるわけではなく、色々な原因の差です。

その原因の多くは小さい差で、それが積み重なって大差の結果になります。

「直方」という看板を見かけました。

「『なおかた』と読む地名かな」と考えているとローマ字で「NOGATA」と読めました。

「『のがた』か!」と思っていると「のうがた」という振り仮名を見つけました。

「ああ、『なお』が詰まると『のう』になるものな。これもある種の音便かな」と納得しました。

例えばこういう風に考えながら/想像しながらものを見ているかどうか、です。

ものを見ることが網膜に写すだけのレベルでは、意味がありません。

その情報に対して、反応を何か返す思考(フィードバック)があって初めて脳がある程度動きます。

ほんの少しでも、見たものについて思考するだけです。

簡単なことからでいいです。

複雑なことや高度なことや格好いいことを考える必要はありません。

ただ、何があっても何も考えないレベルから一刻も早く脱却する必要があります。

連想レベルでも構いません。

まず観察して考えるのです。

我が子にそうしてもらうためには、親が観察して考えるのお手本を見せてあげるのが一番です。

その観察と思考を言葉にして子供と共有すれば、子供は必ず真似をします。

その思考がどんなに些細なこと、時には的外れなことであっても大丈夫です。

なぜそう思ったのかを楽しみながら一緒に話てあげましょう。

決して、バカにしたり否定したりしてはいけません。

少なくともそれを落ち着いて受け入れられるようになるまでは、です。

自分の思考が受け入れてもらえたら、子供は観察と思考を良きこととして捉えます。

だからちゃんと習慣にして、考えられる脳を持った子供として成長していきます。

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