挫折の後こそ何かが起きる
「まる」という映画を観ました。
堂本剛さんが芸術家を演じています。
余談ですが僕の心に残っている謎な作品の一つに、堂本剛さん主演の一本があるくらいには好きです。
「まる」で主人公は芸術家としての成功もなく、日銭稼ぎの仕事さえ怪我から失ってしまいます。
先の光明も見えない生活の中で「まる」と出会ったことから再び人生が転がり始める話でした。
僕が比較的好ましく思うフィクションの一つに「挫折の後」を描いたものがあります。
何かを夢見て、その夢が叶わなかった主人公がどう生きるかという類の話です。
これは自分の人生に少し重ねて見てしまうところがあるからでしょう。
中学受験で志望校に合格しなかったことから、僕の人生は変わりました。
無論合格しておくに越したことはないのです。
しかし、合格しなかったからこそ選んだ今日までの人生を僕は受け止めています。
合格しなかった後に何をしたのか、挫折の後に何をしたのか。
上手くいかないことがあるのが凡人の人生の常です。
挫折するたびに投げ出して逃げ出してを繰り返せば、人生はどん詰まりです。
そんな状態が幸福になるかと考えれば、答えは否でしょう。
上手くいかないときでも、何かを諦めず肯定的に捉えて生活していくことは大事です。
問題を間違えた後、解説を読んで分からない後こそ、伸びるタイミングです。