書く手を惜しむな
学力がまだ伸びていなかったり、理解力に不足があったりする人間には共通点があります。
その一つが、手を使うことを惜しむ様子です。
図・グラフ・文・式・具体例などを書く手をとにかく惜しみます。
足りないオツムだけでなんとかしようとします。
もちろん結果として、なんともなりません。
書き出すということは思考を目に見えやすくすることです。
目に見えるものは整理しやすくなります。
足りないところや過剰なところを確認しやすくなります。
結果として、学力が不足している状態の改善点が自分でわかりやすくなります。
あるいは、自分の思考を整理することで正解への手順を踏めるようになります。
いずれにせよ、賢くなります。
地道な手を使う手順を惜しんではいけません。
書かないでいいのは、書く速度より思考の速度が速い人だけです。
そもそもほとんどの生徒は、書く練習が足りていないので速度が遅いです。
遅いことを嫌がって書かないので、一層遅いままの人生になります。
基本的な行動の速度を上げたければ、毎日練習するほかありません。
学力を伸ばして県立相模原高校に合格したいなら、地道に地道にやっていきましょう。